Claude Code はじめてのセットアップ手順書

〜 Claudeを「使うほど賢くなる相棒」にして、Googleとつなげる 〜

淡輪さん向け / 作成:栄井大進 / 2026-06-29

いちばんカンタン

🤖 むずかしいことが苦手な方へ:これ1つで全部おまかせ

下の「コピー」ボタンを押して、ご自身のClaude Codeに貼り付けて Enter するだけ。あとはClaude(AI)が、あなたに質問しながら設定を全部やってくれます。1個ずつ自分で進めたい方は、下の第0章からでもOKです。

📋 これをコピーしてClaudeに貼る(1回だけ)
【依頼】私はClaude Code初心者です。あなた(Claude Code)に、私のMacの環境を「使うほど賢くなる+Google連携できる」状態へセットアップしてほしいです。下のルールと手順・テンプレートを使い、あなたが主導して、やさしく案内しながら進めてください。

【絶対に守るルール】
1. 既存ファイル(~/.claude/CLAUDE.md、~/.claude/settings.json)は絶対に上書きしない。必ず先に同名+.bak のコピーを取り、CLAUDE.md は <!-- TANNOWA-SETUP START --> 〜 <!-- TANNOWA-SETUP END --> のマーカーで挟んで追記(既にマーカーがあれば中身を置換)、settings.json は既存JSONへマージする。
2. 各ステップごとに、やったことを短く・やさしい言葉で報告し、次へ進む前に一度止まって私に確認する。専門用語は使うたびに「=かんたんな意味」を一言添える。
3. 私自身がやる操作(ブラウザでのGoogleログイン許可・鍵の発行など)は、あなたは実行せず、私がやることを分かりやすく指示するだけにする。
4. 迷ったら勝手に進めず、必ず私に質問する。私は初心者なので、ていねいにお願いします。

【進め方】まず STEP A から、上から順に。

■ STEP A:道具の確認
`which brew` `which claude` `which trash` `echo $HOME` を実行し、結果を一覧で報告。trash が無ければ `brew install trash` を提案する(実行は私の確認後)。

■ STEP B:ヒアリング(私に質問して、答えを待ってから次へ)
次を1問ずつ聞き、最後に箇条書きでまとめる:
①どんな仕事をしている/Claudeを何に使いたい ②作業フォルダの場所(例 ~/Documents/MyWork)③成果物の言語(基本 日本語でよいか)④よく使うGoogleサービス ⑤私の呼び名と立場(経営者/個人事業/会社員など)

■ STEP C:フォルダとルールブック作成
作業フォルダと その中の output/ を作成。次に ~/.claude/CLAUDE.md にルール1のやり方で下記「グローバルCLAUDE.md」を追記。さらに作業フォルダ直下に下記「プロジェクトCLAUDE.md」を、ヒアリングの答えで【】を埋めて作成。

===== グローバルCLAUDE.md(ここから)=====
# 共通ルール(全プロジェクト)

## 提案するときの自己チェック(毎回)
ユーザーに提案・方針・解決策を出す前に、内部で次を確認してから出す:
1. 本当に正しいか?(自信のない所を断言していないか。曖昧な所は「不確実」と明示)
2. 他の選択肢は?(最初の案だけでなく、代替案を1つは検討したか)
3. デメリット・リスクは?(良い面だけ並べていないか)
4. もっとシンプルにできないか?(過剰になっていないか)
チェックは内部で行い、結果を提案に反映する。「批判的に見て」と言われたら結果も明示する。

## 完了報告の原則
- 「コードを書いた・ファイルを作った」は完了ではない。「実際に動かして、動くのを確認した」が完了。
- 動く成果物(スクリプト・サイト・自動化)は、実行して結果を観察するまで「完了」と言わない。
- 検証していない部分は「未検証」と正直に伝える。できたフリをしない。

## ファイル保存の原則
- 作ったファイルは、いま開いているプロジェクトのフォルダ内に保存する。
- 保存先が決まっていなければ、プロジェクト直下の output/ に入れる。
- ~/Downloads や ~/Desktop などプロジェクト外には保存しない。

## ファイル削除の原則
- 削除は rm ではなく trash(Mac標準のゴミ箱コマンド)を使う。誤って消してもゴミ箱から戻せる。
- trash が無ければ Homebrew で入れる(brew install trash)。

## 秘密情報の扱い
- APIキー・パスワード・トークンをコードやファイルに直接書かない。.env に置き、.gitignore に必ず加える。
===== ここまで =====

===== プロジェクトCLAUDE.md(【】を私の答えで埋める)(ここから)=====
# 【事業名をここに】

## あなた(Claude)の役割
- 【淡輪さんの事業】における経営・実務のパートナー。
- 壁打ち相手・リサーチャー・資料作成・自動化の担当。
- 常に「これを自動化・効率化できないか」という視点で提案する。

## 私について
- 呼び名:【ヒアリングの呼び名】
- 立場:【経営者/個人事業/会社員 など】
- 成果物の言語:【日本語 など】/会話は日本語。

## 最重要ルール(必ず守る)
> 作業を始める前に、必ず同じフォルダの KNOWLEDGE.md を読むこと。
> ここに過去に学んだ事実・注意点が溜まっている。読まずに作業を始めない。

## 保存先ルール
- 生成したファイルは、このフォルダの output/ に保存する。

## ナレッジ管理ルール
- 会話で「次も覚えておくべき事実」が出たら /extract-knowledge で KNOWLEDGE.md に記録する。
- 詳しい背景・経緯がある話は 第二の脳/sources/ に素材としてためる。
===== ここまで =====

■ STEP D:知識ノート作成
作業フォルダに下記「KNOWLEDGE.md」を作成。さらに 第二の脳/ フォルダを作り、中に sources/(空)・wiki/INDEX.md(1行目「# 第二の脳 もくじ」、2行目「(まだ記事はありません)」)・log/(空)を作る。

===== KNOWLEDGE.md(ここから)=====
# KNOWLEDGE.md(事実台帳)

> 作業を始める前にここを読む。新しく分かった「次も覚えておくべき事実」を1行ずつ足していく。
> 1行が長くなる・経緯まで残したい話は 第二の脳/sources/ に素材としてためる。
> 行数が増えすぎたら(目安150行)、古いものを見直す。

### 制約(ツール・APIの「できないこと」)
- (例)YYYY-MM-DD: ◯◯は△△ができない。なので□□で代替する。

### 正解パターン(試行錯誤で見つけた正しいやり方)
- (例)YYYY-MM-DD: ◯◯するときは△△が正解。□□はダメだった。

### 業務ロジック(間違えると業務に支障が出るルール・数値)
- (例)YYYY-MM-DD: ◯◯の優先順位は A > B > C。

### 落とし穴(やりがちなミスと回避法)
- (例)YYYY-MM-DD: ◯◯すると△△が起きる → □□で回避する。

### 人物(名前と役割)
- (例)山田さん:◯◯の担当。△△の窓口。
===== ここまで =====

■ STEP E:記録コマンド設置
作業フォルダに .claude/commands/ を作り、その中の extract-knowledge.md を下記の内容で作成。終わったら「会話の区切りで /extract-knowledge と打てば記録される」と私に伝える。

===== extract-knowledge.md(ここから)=====
# ナレッジ抽出コマンド

会話の内容から「次も覚えておくべき事実」だけを抜き出し、KNOWLEDGE.md に記録する。
重い整理はしない。軽く確実に記録することを優先する。

## モード
- 引数に auto がある(自動実行・フック由来)→ コンパクト:記録だけ。素材は sources/ に退避するだけ。
- 引数なし(手動 /extract-knowledge)→ フル:記録+、背景のある話は sources/ に素材として書き起こす。

## Step 1: KNOWLEDGE.md を読む
作業フォルダの KNOWLEDGE.md を全文読んで、既にある内容を把握する。

## Step 2: 会話から候補を抜き出す(抽出テスト)
各候補に、この1つの質問を当てる:
「次のセッションでClaudeがこれを知らなかったら、同じミスをするか/無駄な試行錯誤をするか/間違った出力をするか?」
→ Yes のものだけ保存する。No のものは価値があっても捨てる。

保存する5分類:
- 制約:ツール・APIの「できないこと」
- 正解パターン:試行錯誤で辿り着いた正しいやり方(ダメだったやり方も併記)
- 業務ロジック:間違えると業務に支障が出る仕様・ルール・数値
- 落とし穴:やりがちなミス → その回避法
- 人物:名前と役割の紐付け

保存しないもの(厳守):
- 「◯◯をした」という作業の事実(動詞が「した・作った・実行した」で終わるもの)
- 環境パス・URL(調べれば分かる)/一般的なIT知識(Claudeが元から知っている)
- 解決済みの一時的な状態(「3ヶ月後も有効か?」がNoのもの)
- すでに KNOWLEDGE.md や CLAUDE.md に書いてあること(重複)

## Step 3: 重複チェック
- 既にある内容 → スキップ。
- 矛盾する内容(仕様が変わった等)→ 既存の行を新しい日付で更新する。

## Step 4: 書き込み
KNOWLEDGE.md の該当の見出しの下に、日付つき1行で追記する:
- YYYY-MM-DD: (1行で簡潔に)

## Step 5: 背景のある話は素材にためる
1行に圧縮すると価値の大半が失われる話(失敗の経緯・調査の過程・意思決定の背景・新しい構想)があれば、
第二の脳/sources/YYYY-MM-DD_内容の要約.md に、会話の要点を自分で書き起こして保存する。
(これだけで知識は失われない。記事へのまとめは後でよい)

## Step 6: 報告
保存対象が KNOWLEDGE.md も sources も 0件なら、何も言わずに終了する(ユーザーを邪魔しない)。
1件以上あれば、次の3行で短く報告する(行頭の記号ごとそのまま):

    📝 ナレッジ記録
    - KNOWLEDGE.md: 新規[N件] / 更新[N件]
    - 第二の脳: 素材を sources/ に保存[N件]
===== ここまで =====

■ STEP F:自動メモ化(※必ず私の許可を取ってから)
まず私にこう聞く→「自動メモを今すぐ有効にしますか? 最初は手動をおすすめします(慣れてからで大丈夫)」。
・私が「いいえ/あとで」なら、ここは何もせず STEP G へ進む。
・私が「はい」と言ったときだけ:~/.claude/hooks/ に下記2つの.shを作成して chmod +x し、~/.claude/settings.json にルール1のやり方で下記「settings.json に足す」をマージ。command のパスは ~ ではなく echo $HOME の実パスにする。最後に `python3 -m json.tool ~/.claude/settings.json` で壊れていないか確認。
そして私に「止めたいときは touch ~/.claude/state/extract-knowledge-disabled で止まる」と伝える。

===== knowledge-stop.sh(ここから)=====
#!/bin/bash
# 作業の区切りで、ナレッジ記録を促すフック。
# 設計:FAIL-OPEN(何かあっても必ずセッションを通す。決して止めない)。
# 無効化したいとき: touch ~/.claude/state/extract-knowledge-disabled
set -u
allow_stop() { exit 0; }   # 迷ったら必ず通す

INPUT=$(cat 2>/dev/null || true)

# 1) 手動の無効化スイッチ
[ -f "${HOME}/.claude/state/extract-knowledge-disabled" ] && allow_stop

# 2) ループ防止(フックの連鎖になっていたら通す)
printf '%s' "$INPUT" | grep -q '"stop_hook_active"[[:space:]]*:[[:space:]]*true' && allow_stop

# 3) ナレッジ管理しているフォルダでだけ促す:
#    今いる場所から上にたどって KNOWLEDGE.md があれば発火。無ければ静かに通す。
dir="${PWD:-$HOME}"
found=""
for _ in 1 2 3 4 5 6; do
  [ -f "${dir}/KNOWLEDGE.md" ] && { found=1; break; }
  [ "$dir" = "/" ] && break
  dir=$(dirname "$dir")
done
[ -z "$found" ] && allow_stop

# 4) 45分デバウンス(出しすぎ防止)
STATE_DIR="${HOME}/.claude/state"
LAST="${STATE_DIR}/extract-knowledge-last-run"
DEBOUNCE=2700
mkdir -p "$STATE_DIR" 2>/dev/null || allow_stop
now=$(date +%s 2>/dev/null) || allow_stop
last=0; [ -f "$LAST" ] && last=$(cat "$LAST" 2>/dev/null || echo 0)
case "$last" in ''|*[!0-9]*) last=0 ;; esac
[ $(( now - last )) -lt "$DEBOUNCE" ] && allow_stop

# 先に時刻を記録(次の区切りはデバウンスで黙る=ループ防止)してから促す
printf '%s' "$now" > "$LAST" 2>/dev/null || true

REASON='【ナレッジ記録】この会話で新しく分かった事実(制約/正解パターン/業務ロジック/落とし穴/人物)があれば、終了前に /extract-knowledge auto を実行して KNOWLEDGE.md に保全してください。無ければそのまま終了して構いません。'
python3 -c 'import json,sys; print(json.dumps({"decision":"block","reason":sys.argv[1]}))' "$REASON" 2>/dev/null || allow_stop
exit 0
===== ここまで =====

===== knowledge-precompact.sh(ここから)=====
#!/bin/bash
# 会話が自動圧縮される直前に、ナレッジ記録を促すフック。FAIL-OPEN。
set -u
[ -f "${HOME}/.claude/state/extract-knowledge-disabled" ] && exit 0
REASON='【まもなく会話が圧縮されます】消える前に、新しく分かった事実があれば /extract-knowledge auto を実行して KNOWLEDGE.md に記録してください。'
python3 -c 'import json,sys; print(json.dumps({"hookSpecificOutput":{"hookEventName":"PreCompact","additionalContext":sys.argv[1]}}))' "$REASON" 2>/dev/null || exit 0
exit 0
===== ここまで =====

===== settings.json に足す(/Users/私のユーザー名 は実パスに直す)(ここから)=====
{
  "hooks": {
    "Stop": [
      { "hooks": [ { "type": "command", "command": "/Users/私のユーザー名/.claude/hooks/knowledge-stop.sh" } ] }
    ],
    "PreCompact": [
      { "matcher": "auto",   "hooks": [ { "type": "command", "command": "/Users/私のユーザー名/.claude/hooks/knowledge-precompact.sh" } ] },
      { "matcher": "manual", "hooks": [ { "type": "command", "command": "/Users/私のユーザー名/.claude/hooks/knowledge-precompact.sh" } ] }
    ]
  }
}
===== ここまで =====

■ STEP G:Google連携(あなたは実行しない。私への案内だけ)
まず「6-A かんたん」を案内:claude.ai または Claudeアプリの 設定→コネクタ で Google(Gmail/カレンダー/ドライブ)を接続。私がブラウザでログイン許可する。これで十分、と伝える。
本格運用も希望する場合だけ「6-B」を案内:`brew install gogcli` の後、Google Cloud で鍵(OAuthクライアント=種類はデスクトップアプリ)を発行し、ターミナルで `gog auth credentials set <鍵ファイル>` → `gog auth add <自分のGmail>` → `gog auth alias set main <自分のGmail>` → `gog --account main gmail list` の順に実行。鍵の発行と各コマンド実行は私の手作業で、難しければ栄井に相談、と添える。

■ STEP H:仕上げの確認
一緒に確認する:①「KNOWLEDGE.mdに何が書いてある?」に答えられる ②/extract-knowledge が動く ③(有効化したなら)会話の区切りで案内が出る ④(接続したなら)「今日のカレンダー見せて」で予定が出る。
全部OKなら「セットアップ完了」と報告して、私に日々の使い方(作業前にKNOWLEDGE.mdを読む・区切りで/extract-knowledge・作ったものはoutputへ・削除はゴミ箱経由)を3〜5行で教えて。

では STEP A から始めてください。

💡 はじめ方:ターミナルで claude と打って Enter → 上のボタンでコピーした文章を貼り付け(⌘+V)→ Enter。Claudeが「やってもいい?」と聞いてきたら基本「はい」で進めてOK。Googleのログインなど、あなた自身の操作が要る所はClaudeが教えてくれます。

▼ または、自分のペースで1章ずつ進めたい方は、このまま下へ ▼

はじめに:この手順書は何?(必ず読んでください)

この手順書を上から順にやっていくと、淡輪さんの Claude Code(クロード・コード) が、こんな状態になります。

💬 そもそも「Claude Code」って何? パソコン(Mac)の中で動く、文章で会話できるAIアシスタントです。普通のチャットAIと違って、あなたのパソコンのファイルを読んだり作ったりできるのが特長です。すでに淡輪さんのMacには入っています。
📌 この手順書の使い方(これだけ覚えればOK) 各章に 📋 Claudeに貼る という青い箱があります。箱の右上の「コピー」ボタンを押す → Claudeの入力欄に貼り付けて Enter。これだけです。あとはClaude(AI)が自分でファイルを作ってくれるので、淡輪さんが難しい操作をする必要はありません。
⚠️ こわがらなくて大丈夫 この手順書は淡輪さんのパソコンを壊さないように作ってあります。①前からあるファイルは上書きせず、必ずコピー(控え)を取ってから足します。②自動の仕組みはあとからワンタッチで止められますわからない所・こわい所は飛ばして、栄井に聞いてください。
📖 最初に知っておく言葉(わからなくなったらここに戻る)
ターミナル
Macに文字で命令を打つための、シンプルな画面のアプリ。Claude Codeはこの中で動きます。(アプリ一覧の「その他」や、Spotlight検索で「ターミナル」と打つと出ます)
Claude(クロード)/Claude Code
今回使うAIアシスタント本体。ターミナルで claude と打つと会話が始まります。
貼り付ける(ペースト)
コピーした文章を、Claudeの入力欄に入れること。キーボードの ⌘(コマンド)+ V でもできます。
フォルダ
ファイルをまとめて入れておく入れ物。パソコンの「書類」などと同じものです。
ファイル
文章や設定が書かれた1つ1つの書類。今回は .md という種類のメモ用ファイルをよく使います。
コマンド
Claudeへの「決まった命令」。/(スラッシュ)で始まります。例:/extract-knowledge
※ ほかの難しい言葉は、出てくるたびにその場で説明します。覚えなくて大丈夫です。

進め方(上から順番に)

  1. 第0章:道具がそろっているか確認する
  2. 第1章:あなたの仕事をClaudeに教える
  3. 第2章:Claudeの「ルールブック」を作る
  4. 第3章:知識をためる「ノート」を用意する
  5. 第4章:知識を自動でメモするボタン(コマンド)を作る
  6. 第5章:メモを「自動」にする(※慣れてからでOK)
  7. 第6章:Googleとつなぐ(かんたんな方/本格的な方)
  8. 第7章:ちゃんとできたか確認する
  9. 第8章:これからの使い方(これだけ覚えればOK)

※ 第0〜4章(だいたい30〜40分)までやれば「使うほど賢くなる」状態になります。Googleの本格連携(第6章の後半)は難しいので、後回しでもOKです。

準備運動:Claudeとの会話を始める(もう使えている人は飛ばしてOK)

まだClaudeを開いたことがなければ、まずここから。

  1. ターミナルを開く(Spotlight検索=画面右上の🔍を押して「ターミナル」と打つと出ます)。
  2. 黒い画面が出たら、claude と打って Enter
  3. 「何かお手伝いできますか?」のように表示されたら成功。ここがClaudeの入力欄です。以降、各章の「コピー」した文章をここに貼り付けて Enter していきます。
💡 貼り付けは ⌘(コマンド)+ V。長い文章を貼っても大丈夫です。Claudeが「これをやっていいですか?」と聞いてきたら、基本は はい / Yes で進めてください(迷ったら栄井に確認)。

第0章道具がそろっているか確認する

🔰 この章ですること:セットアップに必要な道具が、淡輪さんのMacに入っているかをClaudeに調べてもらいます。
💬 出てくる言葉 Homebrew(ホームブリュー)=Macに便利な道具(ソフト)をかんたんに入れるための「道具屋さん」アプリ。あとでGoogle連携の道具を入れるのに使います。/ パス=そのソフトがパソコンのどこにあるか、を示す住所のような文字列(/opt/homebrew/... のような形)。表示されれば「ちゃんと入っている」しるしです。

下の箱の「コピー」を押して、Claudeに貼り付けて Enter してください。

📋 Claudeに貼る
これから「知識が自動でたまる仕組み」と「Google連携」をセットアップします。
まず私のMacの準備状況を確認してください。以下を順に実行して、結果を一覧で教えて:

1. which brew     (Homebrew が入っているか)
2. which claude   (Claude Code 本体)
3. which trash    (Macのゴミ箱コマンド)
4. echo $HOME     (ホームディレクトリの場所=あとで使う)

そのうえで:
- Homebrew が無ければ、公式インストールコマンドを「コピペで実行できる形」で1つ提示して(まだ実行はせず、提示だけ)。
- trash が無ければ、Homebrew導入後に `brew install trash` を実行して入れておいて(削除を安全にするため)。
✅ これで合格: Claudeの返事の中で which brewwhich claude住所っぽい文字(/opt/homebrew/… など)を返していればOKです。
「見つからない」と出た場合は、Claudeが入れ方を案内してくれるので、その通りに進めてから次の章へ。trash も入れておくと、この先ファイルを消すときにゴミ箱経由で安全になります(まちがえても戻せる)。

第1章あなたの仕事をClaudeに教える

🔰 この章ですること:Claudeに「あなたがどんな仕事をしていて、何を手伝ってほしいか」を聞いてもらいます。この答えが、次の章で作る設定の材料になります。

下の箱を貼ると、Claudeが淡輪さんに5つ質問してきます。普通の言葉で答えるだけでOKです(難しく考えなくて大丈夫)。

📋 Claudeに貼る
これから私専用の作業環境をセットアップします。設定ファイルに反映するので、
まず私に次の5つを1問ずつ質問して、私の答えを箇条書きでまとめてください。
(まとめるだけでOK。ファイルはまだ作らないで)

1. あなた(淡輪)はどんな事業・仕事をしていますか? Claude Codeを主に何に使いたいですか?
2. メインの作業フォルダは、Macのどこに作りますか?(例:~/Documents/MyWork。希望のパスを決めて)
3. 成果物(資料・文章・表)の言語は基本 日本語でいいですか?
4. よく使うGoogleサービスは?(Gmail / カレンダー / ドライブ / スプレッドシート / ドキュメント)
5. あなたの呼び名(Claudeにどう呼ばせたいか)と、立場(経営者/個人事業/会社員など)は?

最後に、答えを「セットアップ設定メモ」として箇条書きでまとめて表示してください。次の章で使います。
✅ これで合格: Claudeが、あなたの答えを箇条書きのメモにまとめて見せてくれたらOK。次の章に進みます。

第2章Claudeの「ルールブック」を作る

🔰 この章ですること:Claudeが毎回読む「ルールブック」を作ります。ここに書いておくと、Claudeが毎回それを守って動いてくれます。これが一番の土台です。
💬 出てくる言葉 CLAUDE.md(クロード・エムディー)=Claude専用の「ルールブック」ファイル。フォルダにこれを置いておくと、Claudeは作業のたびに自動で読んで従います。「.md」は文章メモの種類(マークダウン)というだけで、ふつうのテキストです。/ output(アウトプット)フォルダ=Claudeが作ったファイルの「置き場所」。散らからないようにここにまとめます。/ バックアップ(控え)=もとのファイルのコピーを取っておくこと。万一のとき戻せます(.bak という名前で残ります)。

下の箱を貼ると、Claudeが「作業フォルダ」「output(置き場)」「ルールブック」を作ってくれます。もし前からルールブックがあっても、上書きせずコピーを取ってから足すようにお願いしてあるので安心です。

📋 Claudeに貼る
第1章の「セットアップ設定メモ」をもとに、作業環境を作ってください。安全のため、必ず次の順番で:

【A. 作業フォルダ】
1. ヒアリングで決めた作業フォルダ(例:~/Documents/MyWork)を作成。
2. その中に output/(成果物置き場)も作成。

【B. 全体ルール(グローバルCLAUDE.md)】← 上書き厳禁
3. ~/.claude/CLAUDE.md が既にあるか確認する。
   - ある場合:まず `cp ~/.claude/CLAUDE.md ~/.claude/CLAUDE.md.bak` でバックアップ。
   - 次に、ファイル内に <!-- TANNOWA-SETUP START --> マーカーがあるか確認する:
       * 既にあれば、START〜END の間だけを新しい内容で「置換」する(重複追記しない)。
       * 無ければ、ファイル末尾に <!-- TANNOWA-SETUP START --> 〜 <!-- TANNOWA-SETUP END --> で挟んで追記(既存内容は消さない)。
   - ファイル自体が無い場合:新規作成して同じ内容を書く。
4. 挟む中身は、下の「グローバルCLAUDE.md 中身」をそのまま使う。

【C. プロジェクトのルール】
5. 作業フォルダ直下に CLAUDE.md を新規作成。下の「プロジェクトCLAUDE.md テンプレ」を、
   ヒアリングの答え(事業内容・呼び名・立場・言語)で穴埋めして書き込む。

終わったら、作ったファイルのパス一覧を見せてください。

↓ ここから下は確認用です(貼らなくてOK)。Claudeが上の指示でこういう中身を作ります。

全体のルールブック(パソコン全体に効く共通ルール)の中身:

📄 中身(確認用・貼らなくてOK)
# 共通ルール(全プロジェクト)

## 提案するときの自己チェック(毎回)
ユーザーに提案・方針・解決策を出す前に、内部で次を確認してから出す:
1. 本当に正しいか?(自信のない所を断言していないか。曖昧な所は「不確実」と明示)
2. 他の選択肢は?(最初の案だけでなく、代替案を1つは検討したか)
3. デメリット・リスクは?(良い面だけ並べていないか)
4. もっとシンプルにできないか?(過剰になっていないか)
チェックは内部で行い、結果を提案に反映する。「批判的に見て」と言われたら結果も明示する。

## 完了報告の原則
- 「コードを書いた・ファイルを作った」は完了ではない。「実際に動かして、動くのを確認した」が完了。
- 動く成果物(スクリプト・サイト・自動化)は、実行して結果を観察するまで「完了」と言わない。
- 検証していない部分は「未検証」と正直に伝える。できたフリをしない。

## ファイル保存の原則
- 作ったファイルは、いま開いているプロジェクトのフォルダ内に保存する。
- 保存先が決まっていなければ、プロジェクト直下の output/ に入れる。
- ~/Downloads や ~/Desktop などプロジェクト外には保存しない。

## ファイル削除の原則
- 削除は rm ではなく trash(Mac標準のゴミ箱コマンド)を使う。誤って消してもゴミ箱から戻せる。
- trash が無ければ Homebrew で入れる(brew install trash)。

## 秘密情報の扱い
- APIキー・パスワード・トークンをコードやファイルに直接書かない。.env に置き、.gitignore に必ず加える。

仕事用のルールブック(あなたの事業に合わせた内容。答えで穴埋めされます)の中身:

📄 中身(確認用・貼らなくてOK)
# 【事業名をここに】

## あなた(Claude)の役割
- 【淡輪さんの事業】における経営・実務のパートナー。
- 壁打ち相手・リサーチャー・資料作成・自動化の担当。
- 常に「これを自動化・効率化できないか」という視点で提案する。

## 私について
- 呼び名:【ヒアリングの呼び名】
- 立場:【経営者/個人事業/会社員 など】
- 成果物の言語:【日本語 など】/会話は日本語。

## 最重要ルール(必ず守る)
> 作業を始める前に、必ず同じフォルダの KNOWLEDGE.md を読むこと。
> ここに過去に学んだ事実・注意点が溜まっている。読まずに作業を始めない。

## 保存先ルール
- 生成したファイルは、このフォルダの output/ に保存する。

## ナレッジ管理ルール
- 会話で「次も覚えておくべき事実」が出たら /extract-knowledge で KNOWLEDGE.md に記録する。
- 詳しい背景・経緯がある話は 第二の脳/sources/ に素材としてためる。
✅ これで合格:「作業フォルダ・output・ルールブック2つ」ができていればOK。
もし前から ~/.claude/CLAUDE.md に中身があった場合は、控え(~/.claude/CLAUDE.md.bak)ができているかClaudeに聞いて確認してください。

第3章知識をためる「ノート」を用意する

🔰 この章ですること:Claudeが学んだことをためていく「ノート」を用意します。これが「使うほど賢くなる」のしくみの心臓部です。
💬 出てくる言葉 KNOWLEDGE.md(ナレッジ・エムディー)=「覚えておくべきことメモ帳」。Claudeは作業のたびに最初にここを読むので、一度メモしたことは忘れません。/ 第二の脳(だいにのう)=メモ帳に書ききれない「長い話・経緯・背景」をためておく本棚のような場所。中の sources(ソーシズ) は、その材料を放り込んでおくトレイです。

知識を2種類の場所に分けてためます。むずかしく考えず「短いメモ」と「長い話」の2つ、と思えばOKです。

場所何をためる?たとえると
KNOWLEDGE.md短い1行メモ(ルール・注意点・人の名前など)机に貼る付箋(ふせん)。すぐ目に入る
第二の脳/sources長い経緯・背景の話奥の本棚。必要なとき取り出す

下の箱を貼ると、この2つの場所をClaudeが作ってくれます。

📋 Claudeに貼る
作業フォルダの中に、知識の保管庫を作ってください。

1. 作業フォルダ直下に KNOWLEDGE.md を作成。中身は下の「KNOWLEDGE.md テンプレ」をそのまま。
2. 作業フォルダ直下に 第二の脳/ フォルダを作り、その中に:
   - sources/(空フォルダ。素材をためる場所)
   - wiki/ フォルダ。さらにその中に INDEX.md を作り、中身は1行目に見出し「# 第二の脳 もくじ」、
     2行目に「(まだ記事はありません)」と書く。
   - log/(空フォルダ)
作り終えたらフォルダ構成を見せてください。

付箋(KNOWLEDGE.md)の中身(確認用・貼らなくてOK):

📄 中身(確認用・貼らなくてOK)
# KNOWLEDGE.md(事実台帳)

> 作業を始める前にここを読む。新しく分かった「次も覚えておくべき事実」を1行ずつ足していく。
> 1行が長くなる・経緯まで残したい話は 第二の脳/sources/ に素材としてためる。
> 行数が増えすぎたら(目安150行)、古いものを見直す。

### 制約(ツール・APIの「できないこと」)
- (例)YYYY-MM-DD: ◯◯は△△ができない。なので□□で代替する。

### 正解パターン(試行錯誤で見つけた正しいやり方)
- (例)YYYY-MM-DD: ◯◯するときは△△が正解。□□はダメだった。

### 業務ロジック(間違えると業務に支障が出るルール・数値)
- (例)YYYY-MM-DD: ◯◯の優先順位は A > B > C。

### 落とし穴(やりがちなミスと回避法)
- (例)YYYY-MM-DD: ◯◯すると△△が起きる → □□で回避する。

### 人物(名前と役割)
- (例)山田さん:◯◯の担当。△△の窓口。
✅ これで合格: KNOWLEDGE.md第二の脳 フォルダ(中に sources など)ができていればOK。

第4章知識を自動でメモするボタンを作る

🔰 この章ですること:会話のあとに /extract-knowledge と打つだけで、Claudeが「覚えるべきこと」を選んでメモ帳に書いてくれる、専用ボタン(コマンド)を作ります。
💬 出てくる言葉 コマンド=Claudeへの「決まった命令」。/ で始める短い言葉です。今回作る /extract-knowledge(エクストラクト・ナレッジ=「知識を取り出す」の意味)は、会話をふり返って大事な点だけメモ帳に残す命令になります。

「毎回どれをメモすればいいか」を考えるのは大変です。このボタンがあれば、会話のキリのいい所で /extract-knowledge と打つだけで自動でメモしてくれます。下の箱を貼って設置しましょう。

📋 Claudeに貼る
ナレッジ抽出コマンドを設置してください。

1. 作業フォルダの中に .claude/commands/ フォルダを作る(無ければ作成)。
2. その中に extract-knowledge.md を作成し、中身は下の「extract-knowledgeコマンド 中身」をそのまま書き込む。
3. 書き込んだら「これで会話の区切りに /extract-knowledge と打てば記録される」ことを一言で説明して。

(補足:このコマンドを全プロジェクトで使いたくなったら、同じファイルを
~/.claude/commands/extract-knowledge.md にも置けばグローバルで使えます。今はプロジェクト内だけでOK。)

ボタンの中身(確認用・貼らなくてOK):

📄 中身(確認用・貼らなくてOK)
# ナレッジ抽出コマンド

会話の内容から「次も覚えておくべき事実」だけを抜き出し、KNOWLEDGE.md に記録する。
重い整理はしない。軽く確実に記録することを優先する。

## モード
- 引数に auto がある(自動実行・フック由来)→ コンパクト:記録だけ。素材は sources/ に退避するだけ。
- 引数なし(手動 /extract-knowledge)→ フル:記録+、背景のある話は sources/ に素材として書き起こす。

## Step 1: KNOWLEDGE.md を読む
作業フォルダの KNOWLEDGE.md を全文読んで、既にある内容を把握する。

## Step 2: 会話から候補を抜き出す(抽出テスト)
各候補に、この1つの質問を当てる:
「次のセッションでClaudeがこれを知らなかったら、同じミスをするか/無駄な試行錯誤をするか/間違った出力をするか?」
→ Yes のものだけ保存する。No のものは価値があっても捨てる。

保存する5分類:
- 制約:ツール・APIの「できないこと」
- 正解パターン:試行錯誤で辿り着いた正しいやり方(ダメだったやり方も併記)
- 業務ロジック:間違えると業務に支障が出る仕様・ルール・数値
- 落とし穴:やりがちなミス → その回避法
- 人物:名前と役割の紐付け

保存しないもの(厳守):
- 「◯◯をした」という作業の事実(動詞が「した・作った・実行した」で終わるもの)
- 環境パス・URL(調べれば分かる)/一般的なIT知識(Claudeが元から知っている)
- 解決済みの一時的な状態(「3ヶ月後も有効か?」がNoのもの)
- すでに KNOWLEDGE.md や CLAUDE.md に書いてあること(重複)

## Step 3: 重複チェック
- 既にある内容 → スキップ。
- 矛盾する内容(仕様が変わった等)→ 既存の行を新しい日付で更新する。

## Step 4: 書き込み
KNOWLEDGE.md の該当の見出しの下に、日付つき1行で追記する:
- YYYY-MM-DD: (1行で簡潔に)

## Step 5: 背景のある話は素材にためる
1行に圧縮すると価値の大半が失われる話(失敗の経緯・調査の過程・意思決定の背景・新しい構想)があれば、
第二の脳/sources/YYYY-MM-DD_内容の要約.md に、会話の要点を自分で書き起こして保存する。
(これだけで知識は失われない。記事へのまとめは後でよい)

## Step 6: 報告
保存対象が KNOWLEDGE.md も sources も 0件なら、何も言わずに終了する(ユーザーを邪魔しない)。
1件以上あれば、次の3行で短く報告する(行頭の記号ごとそのまま):

    📝 ナレッジ記録
    - KNOWLEDGE.md: 新規[N件] / 更新[N件]
    - 第二の脳: 素材を sources/ に保存[N件]
✅ これで合格: ためしに /extract-knowledge と打って、メモすることがあれば KNOWLEDGE.md に1行増える/なければ静かに終わればOK。

第5章メモを「自動」にする(※慣れてからでOK)

🔰 この章ですること:第4章では自分でボタンを押してメモしました。この章は、押し忘れても自動でメモを促してくれる仕組みを足します。
⚠️ あわてないで:まずは手動に慣れてから この章は後回しで大丈夫です。まず1〜2週間、第4章の /extract-knowledge を手で使ってみて、「便利だな」と思ってから自動にするのがおすすめ。最初から全部自動にしなくてOKです。
💬 出てくる言葉 フック(hook)=「あるタイミングで自動的に動く仕掛け」。今回は会話が一区切りしたときに「メモしておく?」と声をかけてくれる仕掛けです。/ settings.json(セッティングス・ジェイソン)=Claude Code全体の設定ファイル。ここにフックを登録します(Claudeが安全に追記してくれます)。/ 無効化スイッチ=この自動の仕掛けをワンタッチで止めるためのもの。うるさい・じゃまだと思ったらいつでも止められます。

使うのは2つの仕掛けです。どちらも安全設計(エラーでも作業は止まらない/いつでも止められる)です。準備ができたら下の箱を貼ってください。

📋 Claudeに貼る(自動化したくなったら)
ナレッジ記録の自動化フックを2つ設置してください。安全第一で:

1. ~/.claude/hooks/ フォルダを作る(無ければ)。
2. 下の「Stopフック中身」を ~/.claude/hooks/knowledge-stop.sh に保存し、chmod +x する。
3. 下の「PreCompactフック中身」を ~/.claude/hooks/knowledge-precompact.sh に保存し、chmod +x する。
4. ~/.claude/settings.json を設定する。← 上書き厳禁。必ず次の手順で:
   - 既にあるなら、まず `cp ~/.claude/settings.json ~/.claude/settings.json.bak` でバックアップ。
   - 既存のJSONを読み込み、下の「settings.json 追記内容」の Stop / PreCompact エントリを
     既存の hooks にマージする(既存の他のフックや設定は絶対に消さない)。無ければ新規作成。
   - command のパスは ~ ではなく絶対パス(/Users/私のユーザー名/.claude/hooks/...)にすること。
     私のユーザー名は `echo $HOME` で確認して埋めて。
   - 設定後、`python3 -m json.tool ~/.claude/settings.json` でJSONが壊れていないか検証する。
5. 最後に、この自動化を今すぐ止める方法を1行で教えて。

仕掛け①の中身(確認用・貼らなくてOK):

📄 中身(確認用・貼らなくてOK)
#!/bin/bash
# 作業の区切りで、ナレッジ記録を促すフック。
# 設計:FAIL-OPEN(何かあっても必ずセッションを通す。決して止めない)。
# 無効化したいとき: touch ~/.claude/state/extract-knowledge-disabled
set -u
allow_stop() { exit 0; }   # 迷ったら必ず通す

INPUT=$(cat 2>/dev/null || true)

# 1) 手動の無効化スイッチ
[ -f "${HOME}/.claude/state/extract-knowledge-disabled" ] && allow_stop

# 2) ループ防止(フックの連鎖になっていたら通す)
printf '%s' "$INPUT" | grep -q '"stop_hook_active"[[:space:]]*:[[:space:]]*true' && allow_stop

# 3) ナレッジ管理しているフォルダでだけ促す:
#    今いる場所から上にたどって KNOWLEDGE.md があれば発火。無ければ静かに通す。
dir="${PWD:-$HOME}"
found=""
for _ in 1 2 3 4 5 6; do
  [ -f "${dir}/KNOWLEDGE.md" ] && { found=1; break; }
  [ "$dir" = "/" ] && break
  dir=$(dirname "$dir")
done
[ -z "$found" ] && allow_stop

# 4) 45分デバウンス(出しすぎ防止)
STATE_DIR="${HOME}/.claude/state"
LAST="${STATE_DIR}/extract-knowledge-last-run"
DEBOUNCE=2700
mkdir -p "$STATE_DIR" 2>/dev/null || allow_stop
now=$(date +%s 2>/dev/null) || allow_stop
last=0; [ -f "$LAST" ] && last=$(cat "$LAST" 2>/dev/null || echo 0)
case "$last" in ''|*[!0-9]*) last=0 ;; esac
[ $(( now - last )) -lt "$DEBOUNCE" ] && allow_stop

# 先に時刻を記録(次の区切りはデバウンスで黙る=ループ防止)してから促す
printf '%s' "$now" > "$LAST" 2>/dev/null || true

REASON='【ナレッジ記録】この会話で新しく分かった事実(制約/正解パターン/業務ロジック/落とし穴/人物)があれば、終了前に /extract-knowledge auto を実行して KNOWLEDGE.md に保全してください。無ければそのまま終了して構いません。'
python3 -c 'import json,sys; print(json.dumps({"decision":"block","reason":sys.argv[1]}))' "$REASON" 2>/dev/null || allow_stop
exit 0

仕掛け②の中身(確認用・貼らなくてOK):

📄 中身(確認用・貼らなくてOK)
#!/bin/bash
# 会話が自動圧縮される直前に、ナレッジ記録を促すフック。FAIL-OPEN。
set -u
[ -f "${HOME}/.claude/state/extract-knowledge-disabled" ] && exit 0
REASON='【まもなく会話が圧縮されます】消える前に、新しく分かった事実があれば /extract-knowledge auto を実行して KNOWLEDGE.md に記録してください。'
python3 -c 'import json,sys; print(json.dumps({"hookSpecificOutput":{"hookEventName":"PreCompact","additionalContext":sys.argv[1]}}))' "$REASON" 2>/dev/null || exit 0
exit 0

設定ファイルに足す登録内容(確認用。私のユーザー名 はClaudeが自動で正しい名前に直します):

📄 中身(確認用・貼らなくてOK)
{
  "hooks": {
    "Stop": [
      { "hooks": [ { "type": "command", "command": "/Users/私のユーザー名/.claude/hooks/knowledge-stop.sh" } ] }
    ],
    "PreCompact": [
      { "matcher": "auto",   "hooks": [ { "type": "command", "command": "/Users/私のユーザー名/.claude/hooks/knowledge-precompact.sh" } ] },
      { "matcher": "manual", "hooks": [ { "type": "command", "command": "/Users/私のユーザー名/.claude/hooks/knowledge-precompact.sh" } ] }
    ]
  }
}
✅ これで合格:
touch ~/.claude/state/extract-knowledge-disabled …自動メモを止める
rm ~/.claude/state/extract-knowledge-disabled …また動かす

第6章Googleとつなぐ

🔰 この章ですること:Claudeから Gmail・カレンダー・スプレッドシートなどを使えるようにします。かんたんな方(6-A)と本格的な方(6-B)の2つがあります。まずは6-Aだけで十分です。
💬 出てくる言葉 連携(れんけい)=ClaudeとGoogleを「つなぐ」こと。つなぐと、Claudeがあなたのカレンダーやメールを読み書きできるようになります。/ コネクタ=公式の「つなぐためのスイッチ」。クリックするだけでつながります(6-Aで使います)。/ 認証(にんしょう)/ログイン=「これは本人です」とGoogleに許可を出すこと。ブラウザでいつものGoogleログインをするだけです。
💡 6-A と 6-B は「使う場所」が違います 6-A=スマホやパソコンのClaudeのチャット画面でGoogleを使う方法(かんたん)。
6-BターミナルのClaude CodeからGoogleをガッツリ使う方法(本格的・むずかしい)。
まずは6-Aで「つながる感覚」をつかむのが近道です。

6-A:いますぐつなぐ(クリックだけ・おすすめ)

公式の「コネクタ(つなぐスイッチ)」を使います。設定はいりません、クリックでGoogleにログインするだけ。これは淡輪さん自身の手で操作します(Claudeに貼るのではありません)。

  1. Claude(claude.ai のサイト、または Claudeのアプリ)の 設定 → コネクタ(Connectors) を開く。
  2. Google系(Gmail / Googleカレンダー / Googleドライブ)を見つけて「接続」を押す。
  3. ブラウザでいつものGoogleにログイン → 「許可」を押す。
  4. 「接続済み」になればOK。

つながったか試すには、Claudeのチャットにこう打ってみてください:
私のGoogleカレンダーで、今日の予定を一覧で見せて。

✅ 予定が表示されれば成功です。はじめての方は、ここまでで「Google連携」は完了で十分。6-Bは「もっと使いこなしたくなったら」でOKです。

6-B:本格的につなぐ(むずかしい・あとでOK・無理しない)

栄井と同じ、ターミナルのClaude CodeからGoogleを自由に操作できる本格的な方法です(スプレッドシートを一気に更新する等ができます)。

⚠️ 正直に言います:ここだけ難しいです 自分のGoogleで「鍵(かぎ)」を発行する作業(Google側のちょっとした設定)が必要で、はじめてだと15〜30分かかります。むずかしければ飛ばして、後で栄井と画面共有しながら一緒にやりましょう。無理にここまでやらなくて大丈夫です。
💬 出てくる言葉 gog(ゴグ)=ターミナルからGoogleを操作する道具(ソフト)。第0章のHomebrewで入れます。/ Google Cloud(グーグル・クラウド)=Googleが用意している、開発者向けの管理サイト。ここで「鍵」を作ります。/ OAuthクライアント/client_secret(クライアント・シークレット)=Googleが発行する「この道具にアクセスを許可します」という鍵ファイル。これを gog に取り込むとつながります。鍵なので人に渡さないでください。

ステップ1:道具(gog)を入れる(下を貼る)

📋 Claudeに貼る
gog CLI(正式なパッケージ名は gogcli)をインストールしてください:
brew install gogcli
入ったら `gog --version` でバージョンが出るか確認して。
(パッケージ名は gogcli ですが、ターミナルで打つコマンド名は gog です)

ステップ2:Googleで「鍵」を発行する(淡輪さん自身の手作業・ここが山場)。ブラウザで Google Cloud のサイト を開いて:

  1. 新しいプロジェクトを作る(名前は何でもOK。例:my-gog)。
    =作業のための「箱」を1つ用意するイメージ。
  2. 使う機能をオンにする:「APIとサービス → ライブラリ」で、Gmail / ドライブ / カレンダー / スプレッドシート / ドキュメント を有効化。
    =「この箱でメールやカレンダーを使います」とスイッチを入れる作業。
  3. 同意画面を設定:種類は「外部」、アプリ名と自分のメールを入力。「テストユーザー」に自分のGoogleアドレスを必ず追加(ここを忘れると後でログインを拒否されます)。
  4. 鍵を作る:「認証情報 → 認証情報を作成 → OAuthクライアントID」→ 種類は 「デスクトップアプリ」 を選ぶ。
  5. できたら JSONファイルをダウンロード(これが「鍵」。人に送らない・ネットに上げない)。
💡 鍵ファイルは手で置くのではなく、下のコマンドで gog に「取り込ませ」ます。(ここを勘違いする人が多いです。取り込めば、置き場所は gog が自動で管理してくれます)

ステップ3:鍵を取り込んで、ログインする(ターミナルに1行ずつ貼って Enter。メールとファイル名は自分のものに直す)

⌨️ ターミナルで実行(1行ずつ)
# 1) ダウンロードした鍵ファイル(client_secret_XXXX.json)を gog に取り込む
#    (パスは自分が実際にダウンロードした場所に置き換える)
gog auth credentials set ~/Downloads/client_secret_XXXX.json

# 2) 自分のGoogleアカウントを認可する(ブラウザが開く → 自分のアカウントで「許可」)
gog auth add 自分のGmailアドレス@gmail.com

# 3) main という呼び名(エイリアス)を張る
gog auth alias set main 自分のGmailアドレス@gmail.com

# 4) 動作確認(メール一覧が出れば成功)
gog --account main gmail list
✅ これで合格: 最後の gog --account main gmail list でメールの一覧が出ればOK。
うまくいかないときは無理せず栄井へ。鍵の発行は一度できれば、次からはとても簡単です。
🔒 大事な約束:鍵ファイル(client_secret…json)は人に渡さない・チャットに貼らない。あなたのGoogleを開ける大切なものです。

第7章ちゃんとできたか確認する

🔰 この章ですること:仕組みが動いているか、自分でかんたんにチェックします。Claudeに話しかけて確かめるだけです。

全部チェックが付けば完成です🎉 淡輪さんのClaudeは「使うほど賢くなる+Googleとつながる」状態になりました。

第8章これからの使い方(これだけ覚えればOK)

  1. 作業の前に、Claudeは勝手にメモ帳を読みます(あなたは何もしなくてOK)。
  2. 何かわかったら、会話のキリで /extract-knowledge(自動化した人は打ち忘れてもOK)。
  3. 長い話・経緯は「第二の脳にメモしておいて」とClaudeに頼む。
  4. 作ったファイルは output フォルダにたまります(Claudeがそうしてくれます)。
  5. 消すときは慎重に。Claudeはゴミ箱経由で消すので、まちがえても戻せます。

困ったときは

まずは第0〜4章だけでも、Claudeが見違えるはずです。あせらず、1章ずつでOKです。